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講師紹介Teacher

中西 誠(Nakanishi Makoto)

学科

経歴
1988年ピティナ・ヤングピアニストコンペティション西日本一位、併せて読売賞受賞。奈良市立一条高等学校外国語科卒業。東京音楽大学ピアノ演奏家コースを経て、同大学大学院特別待遇奨学生として入学、1997年東京音楽大学大学院首席修了。第7回ABC新人コンサートオーディション合格。
阪神復興支援コンサート「音楽と街つくりの響きあうゆうべ」、STEPコンサート「未来からくる演奏家を聴く会」、奈良市秋篠音楽堂、大阪いずみホール、奈良市学園前ホール、東京王子ホール、日本大学カザルスホール、東京トッパンホールなどでソロリサイタル。
ABC創立10周年記念ガラコンサート出演や、イタリア、スイス、ドイツ、オーストリア、シンガポール、香港、上海、韓国、などでも演奏を行っている。
これまでに、関西室内オーケストラ、大阪モーツァルトアンサンブル、奈良フィルハーモニー管弦楽団、大阪センチュリー交響楽団、故飯守泰次郎指揮関西フィルハーモニー管弦楽団、チェコの名門ドレジャールカルテット、アグネス・グロスマン(指揮)、ドイツカンマーフィル管弦ゾリステン、海野義雄氏(ヴァイオリン)、故植村泰一氏(フルート)、津堅直弘氏(トランペット)との共演や、故テノール歌手「山路芳久メモリアルコンサート」にて故名古屋木実(ソプラノ)、永井和子(メゾソプラノ)、伊原直子(アルト)、吉田浩之(テノール)、多田羅迪夫(バリトン)の各氏等、日本内外を代表する演奏家と度々共演する。
2001年のベートーヴェン後期三大ソナタ・リサイタルに対し、大阪文化祭本賞、及び年間のベストコンサートとして音楽クリティッククラブ奨励賞を受賞。
2003年、シューベルト後期三大ソナタ・リサイタルに対し、大阪文化祭賞奨励賞受賞。
2004年、これまでの活動に対し大阪舞台芸術新人賞受賞。2012年よりイシハラホールにてベートーヴェン、シューベルト、ショパン、ブラームスの後期作品によるシリーズ『無窮への憧憬』と題したソロリサイタルを開催。2015年奈良薬師寺に於いての奉納演奏会に招待される。
約10年に渡り東京音楽大学講師として後進の指導にあたった後、音楽教育の本質を見直すため、イデア・ミュージック・アカデミーを創立、現在学院長を務める。
これまでに、V.メルジャーノフ、A.コンタルスキー、A.マイセンベルグ氏等のマスタークラスを受講。1997年より故S.ルディアコフ氏(シュトゥットガルト音楽大学教授)に、
2001年~2006年、ベレゾフスキーやジルベルシュティンなどを育てた事でも知られる名ピアニスト、故アレクサンダー・サッツ氏(元グラーツ音楽大学教授)に師事。
2015年、奈良薬師寺史上初めてとなるクラシックCD録音を行い、ベートーヴェン後期三大ピアノソナタによる『無窮への憧憬』をリリース。また門下生からは国内外のコンクール入賞者を多数輩出し、数々のコンクールで指導者賞を受賞。2022年7月より、音楽と哲学、絵画、文学との繋がりを解説する講義『学問としての音楽』をオンライン配信中。
2024年4月より名古屋芸術大学非常勤講師。第一回YYA国際ピアノコンクール審査員並びに審査責任者。全日本ピアノ指導者協会(PTNA)正会員。