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連携機関alliance
パリ・エコール・ノルマル
音楽院
日本唯一の公認提携機関です
ディプロマと卒業資格
日本にいながらディプロマと卒業資格が取得できます。当校で開催するオーディションに合格した方は入学の許可、ディプロマ取得試験を受けることができます。
奨学金制度
オーディションに合格した方の中から、特に成績が優秀な方は奨学金制度(授業料全額免除)が適用されます。
学生寮の提供
当校からの留学生には、パリ市庁舎に隣接する財団法人国際芸術学生寮「シテ・デザール」を提供可能です。
パリ・エコール・ノルマル音楽院とは
パリ・エコール・ノルマル音楽院は、著名なピアニストであるアルフレッド・コルトーと、彼のパートナー、オーギュスト・マンジョによって1919年に創立され、現在はフランス国家(文化・コミュニケーション省)の正式な認可を受けて運営しています。フランスの私立音楽院としては現在唯一の、音楽実践におけるフランス政府認定の高等教育機関です。創立当初から、パブロ・カザルス、ナディア・ブーランジェ、ワンダ・ランドフスカ、ポール・デュカ、アルチュール・オネゲルなどの教授陣によって世界的な名声を得、多くの著名な音楽家・作曲家(ディヌ・リパッティ、サンソン・フランソワ、イゴール・マルケヴィッチ等)を輩出しています。
留学・ディプロマ取得について
パリ・エコール・ノルマル音楽院の留学(入学)並びにディプロマ(ピアノ)取得試験のご案内チラシが完成しました!(チラシ画像をクリックしてご覧ください)
「日本にいながらディプロマと卒業資格を取得したい」
「実際にパリに行って勉強したい」
「奨学金制度を目指したい」
「シテ・デザールに入居したい」
など、少しでもご興味がある方はぜひご覧いただき、お気軽にお問い合わせください!
シテ・デザール
シテ・デザールとは
シテ・インターナショナル・デザールは、財団法人国際芸術学生寮として1965年に創設された世界で最も大規模なアーティスト滞在施設で、世界中の芸術家をパリに集めたいという思いから生まれました。パリ市が中心となって運営しており、今までに延べ2万人を超えるアーティストを迎えています。
この圧倒的な受け入れ人数とパリの中心部という理想的な立地、そしてアーティストをプロジェクトの中心に据えるという形で、フランスをはじめ世界中から来たあらゆる分野のアーティスト、キュレーター、思想家たちが、2か月から1年の間滞在する形をとっています。
文化間の対話を目的とした生活の場は出会いや芸術の交錯や創造性を促進し、アーティスト同士の出会いの場ともなっています。
当校が常時4室を保有しており、貸出斡旋することが可能です。
シテ・デザールを利用してみて
パリの住宅事情は日本と違い、普通のアパルトマンでの音出しは3~4時間で週末は音を出せない所もあります。特にピアノは部屋に防音スペースを設ける、楽器店の練習室を借りるなどとても苦労が多く、中にはご近所との折合いがつかず引越しを余儀なくされる場合も少なくありません。
そんな中私が居たシテ・デザールは世界中から様々な分野の芸術家が集まり、音出しは朝8時~夜10時までOK。仏語、ヨガ、ダンスなどのレッスン。絵画や写真など自分の作品を発表するオープン・ステュディオといったイベントも盛り沢山です。音楽家は地下ホールでの一回演奏権利を与えてもらえます。何より時間を気にせず練習が出来ると言う事は、先に待っている試験の結果をも左右し兼ねず、音楽留学生にとって重要な問題です。
ホテルのように24時間体制のレセプションが整っているので宅配荷物や電気の故障・水もれ・突然の病気にもすぐに対応してくれるシテ・デザールに入居出来て本当に良かったと思っています。
シテ・デザールの門を出ればすぐにメトロの入口が有り、その先に掛かる橋の下はセーヌ川です。部屋から見えるノートルダム寺院や教会の鐘の音を聞きながら、かつての偉人達も同じ風景を眺めて音楽に想いを巡らせていたのかしら…と私の音楽に対するイマジネーションがどんどん膨らんで行ったのです。