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渡邊愛子さん

渡邊愛子さん プロフィール
サクソフォン奏者。アレクサンダー・テクニーク教師。BodyChance教師養成コースディレクター、ベーシックコースディレクター。
愛知県立芸術大学音楽学部器楽専攻卒業。同大学卒業演奏会等に出演。
サクソフォンを雲井雅人氏に、室内楽を菅原眸、中川良平、村田四郎の各氏に師事。アレクサンダー・テクニークをBasil Kritzer、Jeremy Chance、Cathy Maddenほか各氏に師事。
現在、フリーのサクソフォン奏者として各地で演奏活動を行っている。
また、これまでにアレクサンダー・テクニーク教師として愛知教育大学、愛知県立芸術大学音楽学部同窓会、海上自衛隊大湊音楽隊、海上自衛隊呉音楽隊、広島県吹奏楽連盟、石川県吹奏楽連盟、岩手県吹奏楽連盟、宮城県吹奏楽連盟ほか全国各地で講座を開催する。
トリオ・ウィステリア、コレジオサックス四重奏団、NWSサクソフォンカルテット、ユニータ”デラ”サックスメンバー。コンサートグループ「花の詩」会員。大垣女子短期大学音楽総合学科元非常勤講師。

オフィシャルサイト

インタビュー

― 名音校へ通われたきっかけは?

渡邊 音楽大学に進学したい、と知人に相談したところ、「音大を目指す人はみんなここに通っているよ」と教えていただいたのが音楽学校でした。

― 当時のレッスンについて、印象に残っていることは?

渡邊 高校は普通科だったため音大を目指す人が少なかったのですが、音楽学校に来ると志を同じくする人ばかりで、演奏だけでなく色んなお話も聞けて心強かったです。
特に夏休みや冬休みになると受験のための講習会が行われ、とても刺激になりました。
先生方はとても丁寧に真摯に教えてくださり、その時学んだことは今でも自分の音楽家・教育者としての軸になっています。

― プロになろうと思われたのはいつ頃でしょうか?

渡邊 …いつだったでしょう(笑)
音大に進学したいと思い始めた頃から、「いずれは音楽で身を立てていけたら」とぼんやりながら考えていたと思います。中学3年生くらいでしょうか。

― 名音校で学ばれたことで影響を受けたこと、現在役立っていると感じられることはありますか?

渡邊 専攻はサクソフォンでしたが、ピアノとソルフェージュを音楽学校で学びました。
音楽を学ぶ上で、また実際に演奏する上で必要な「基盤」となる知識や考え方を音楽学校でしっかり身につけることができたと思います。
レッスンの中ではもちろんのこと、多くの先生方や他の生徒さんの演奏を聴く機会や、様々な情報、そして仲間と共に学ぶこと…
多角的な面から学びを得られたと思っています。

― 最後に、音楽を学ぶ方へのメッセージをお願いします

渡邊 大好きな音楽を自分の愛する楽器で深く濃く学ぶことは、とても幸せなことであると同時に、自分を強くし支えてくれるものにもなってくれます。
壁にぶち当たることもたくさんありますが、その度に、音楽そのものがそれを乗り越える方法を教えてくれると思います。